産業廃棄物収集運搬業許可申請の基本とは?
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産業廃棄物収集運搬業許可申請の基本とは?

産業廃棄物収集運搬業の許可申請は、行政書士として重要な業務の一つです。この申請プロセスは、産業廃棄物の適切な処理と環境保護のために必要不可欠であり、事業者が法的な要件を満たしていることを確認します。

まず、産業廃棄物収集運搬業を行うためには、都道府県知事または指定都市の市長からの許可が必要です。この許可を受けるためには、いくつかの基本的な要件を満たす必要があります。

許可を申請するにあたっては、申請者が法人である場合はその法人の資格、個人である場合はその人の資格に関する情報、運搬する産業廃棄物の種類、収集運搬する地域、使用する車両の種類と数、廃棄物の処理方法や処理施設に関する情報など、詳細な計画を提出する必要があります。

また、事業者は、廃棄物の適正な処理を保証するための安全管理計画を策定し、これを申請書類に含める必要があります。安全管理計画には、廃棄物の収集運搬中に発生する事故や災害を防ぐための対策が含まれている必要があります。

さらに、申請者は、産業廃棄物処理法に基づく研修を受講し、その修了証を申請書類に添付する必要があります。この研修は、産業廃棄物の適正な処理と環境保護に関する知識を深めるために重要です。

許可申請のプロセスは複雑であり、多くの書類が必要です。しかし、これらの手続きを適切に行うことで、産業廃棄物の適正な処理と環境の保護が図られます。行政書士としては、申請者がスムーズに許可を取得できるよう、正確な情報提供と支援を行うことが重要です。

産業廃棄物収集運搬業許可申請の手続きのポイント

産業廃棄物収集運搬業の許可申請手続きは、適切な処理を促し、環境保護を図るために極めて重要です。行政書士視点から、この申請プロセスをスムーズに行うための主要なポイントをご紹介します。

まず、申請にあたっては、事業者が準備すべき書類が多数あります。これらの書類には、事業計画書、車両の登録証明書、廃棄物処理施設との契約書、研修修了証明書などが含まれます。これらの書類を正確に、かつ完全に準備することが第一のステップです。

次に、申請者は、運搬する産業廃棄物の種類ごとに許可を申請する必要があります。例えば、建設廃材と化学廃材は異なる許可が必要です。申請者は自身の事業内容を正確に理解し、必要な許可をすべて申請する必要があります。

また、安全管理計画の提出も重要なポイントです。この計画には、収集運搬中の事故防止策や緊急時の対応計画が含まれている必要があります。事業者は、廃棄物の適正な処理を確保するための責任を持ち、その責任を文書化することが求められます。

加えて、産業廃棄物収集運搬業の許可を申請するには、所定の研修を受ける必要があります。この研修は、廃棄物の適正な処理方法や法律に関する知識を提供し、事業者が法令を遵守するための基盤を築きます。

許可申請書は、都道府県や指定都市の役所に提出します。提出後、書類の審査が行われ、場合によっては現地調査が実施されます。全ての審査をクリアした後、許可証が発行されます。

このプロセスを通じて、行政書士は申請者を支援し、申請書の作成や必要書類の準備、法律相談を提供します。申請手続きの複雑さを理解し、適切なアドバイスを行うことで、事業者が許可をスムーズに取得できるようサポートすることが私たちの役割です。

産業廃棄物収集運搬業許可申請の流れとステップ

産業廃棄物収集運搬業の許可申請は、環境保全と公衆衛生の観点から重要なプロセスです。この許可を得るための流れとステップを、行政書士の視点からご説明します。

第一ステップは、事前準備です。この段階では、申請者は事業計画を練り、どの種類の産業廃棄物を収集運搬するか、運搬範囲はどこまでかを明確にします。また、必要な車両や設備の準備もこの時点で行います。

第二ステップは、必要書類の収集と作成です。許可申請には、事業計画書、車両登録証、廃棄物処理契約書など多数の書類が必要です。これらの書類を正確に、かつ完全に準備することが非常に重要です。

第三ステップは、申請書類の提出です。準備した書類一式を、所轄の都道府県や指定都市の役所に提出します。この時、申請料が必要になる場合もありますので、事前に確認しておくことが大切です。

第四ステップは、審査過程です。提出された書類は役所によって詳細に審査されます。審査では、事業計画の実現可能性や安全管理計画の適切性などが重点的にチェックされます。場合によっては、追加の資料提出や現地調査が求められることもあります。

第五ステップは、許可証の交付です。全ての審査をクリアした場合、申請者には許可証が交付されます。この許可証を受け取ったことで、正式に産業廃棄物収集運搬業を行うことができるようになります。

最後に、許可取得後も、事業者は継続的に法令遵守と安全管理に努めなければなりません。許可条件の変更があった場合や更新の必要がある場合には、適時、所轄の役所に連絡し、必要な手続きを行う必要があります。

許可申請の過程は複雑であり、多くの注意点があります。行政書士は、これらの手続きをスムーズに進めるための専門的なサポートを提供し、事業者が適法に事業を行えるように支援します。

産業廃棄物収集運搬業許可申請サポートの流れ

  • STEP

    01

    ヒアリング(ご相談)

    お電話又はメール、ご面談にてお客様の情報をヒアリングさせて頂きます。この時にかかる費用等もしっかりとご説明させて頂きます。

    なお、会社のパンフレットや直近3年分の確定申告書等をご用意して頂けるとスムーズです。

  • STEP

    02

    ご契約

    ヒアリング後、ご納得して頂けましたらご契約となります。弊所では1都道府県につき、手付金として55,000円(税込)を契約時に頂いております。
    また、法定手数料もこの時にお預かりいたします。

    (新規許可申請, 81,000円)

    残りの残代金55,000円(税込)につきましては、申請後の請求とさせて頂いております。

    ※数都道府県の申請を同時にご依頼される場合には、追加1都道府県につき2万円の割引をさせて頂いております。

  • STEP

    03

    事業計画等の作成

    ご契約後、着手金の入金確認が取れ次第業務着手とさせて頂きます。

    ヒアリングさせて頂いた情報を元に、事業計画書等を作成致します。また、車両の確認、事務所の確認、財政的基盤の確認を行っていきます。

    車両や運搬容器の撮影に関しては事業者様に協力して頂くことになります。

  • STEP

    04

    申請

    必要な書類が整いましたら、申請を行います。この時に実費分と残代金の請求書を郵送させて頂きます。

    産業廃棄物収集運搬許可申請は2~3ヶ月が平均審査期間となっております。

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概要

事務所名 行政書士潮海事務所
住所 京都府京都市中京区梅屋町492番地(麩屋町)ハイツ京御所201号室
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定休日 土日祝
最寄り 中京区を中心に京都市内と近隣地域

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